体力をつけて夏の暑さを乗り切ろう!!

これからどんどん暑くなってくる夏に向けて、体力をつけていこうと考えておられる方もいるかもしれませんが、そもそも体力とは何なのでしょうか?
体力は、文部科学省の定義によると「運動をするための体力(行動体力)」と「健康に生活するための体力(防衛体力)」とに分けることができます。 体力測定で評価する瞬発力や調整力、持久力が行動体力にあたります。
一方、感染症などに対する抵抗力(免疫力)などが防衛体力にあたります。 私たちが健康的な生活を行うためにはこれら2つの体力が欠かせません。

体力には5つの要素があるといわれています。
①全身持久力
一定の強度の運動を一定時間以上続けることができる能力のことを全身持久力といいます。
別名、有酸素性能力とも呼ばれます。
全身持久力を維持、向上させるためには散歩やジョギングなどの有酸素運動が効果的です。
②筋力
筋力とは、筋肉が収縮するときに生まれる力のことをいいます。
私たちが身体を動かしたり、日常の生活動作を行ったりするためには最も重要な要素の一つです。
筋力を向上させるには「筋力トレーニング」を行う必要があります。
筋力は年齢、性別に関わらず、適切にトレーニングを行うことで維持したり向上させたりすることが可能です。
③バランス能力
バランス能力とはある姿勢を保つために必要な能力で、倒れずに静止していたり、動作の最中でも姿勢を保つために必要な能力です。
高齢者では転倒予防にとても重要な要素です。
バランス能力を向上させるためには、片足立ちや足指のトレーニングをすることが効果的です。
④柔軟性
身体のしなやかさを表す能力です。
怪我の予防にも重要とされ、ストレッチなどで向上させることが可能です。
一流のスポーツ選手もけがの予防や高いパフォーマンスを発揮するために意識されている要素の一つです。
⑤敏しょう性
敏捷性とは、身体の反応の速さで示します。
体力テストの反復横跳びなどで評価することが可能です。
敏しょう性は、一般的には加齢や病気などに伴い低下していきます。
以上の5つの要素が1つでも低下してしまうと身体の能力は落ちてしまいます。運動というと散歩やジョギングを考えがちですが、色んな運動を取り入れて体力を向上させていきましょう。
よこした接骨院でも、運動・トレーニングの指導を行っています。
運動はしたいけど何から始めていいのかわからない方もご相談ください。
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