放置しないで! 交通事故後すぐ病院に行くべき「意外な」理由

「大したことない」「ぶつかっただけだから」と、交通事故後に体に感じる違和感を放置していませんか? 事故直後は痛みを感じなくても、数日後や数週間後に「むちうち」などの症状が現れることは珍しくありません。

しかし、その「後からくる痛み」を放置してしまうと、思わぬ大きな問題につながることがあります。今回は、交通事故後、たとえ痛みがなくてもすぐに病院に行くべき理由を詳しく解説します。


 

理由1:事故直後は「痛みに気づかない」ことが多いから

 

交通事故は、突然の衝撃と非日常的な状況によって、体が極度の緊張状態に陥ります。この時、私たちの体はアドレナリンなどのホルモンを分泌し、一時的に痛みの感覚が麻痺してしまうことがあります。

・興奮状態での誤解: 事故直後は気が動転し、痛みを感じる余裕がないことがよくあります。「大丈夫だ」と思っていても、実際には体にはダメージが蓄積している可能性があるのです。

・潜伏期間のある症状: 特に「むちうち(頚椎捻挫)」は、事故から数日〜数週間経ってから、首や肩の痛み、頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれなどの症状が遅れて現れることが非常に多いです。この潜伏期間があるため、事故直後に痛みがなくても安心はできません。


 

理由2:診断書が「治療費や慰謝料請求」の生命線だから

 

交通事故後の治療費や慰謝料などを保険会社に請求するためには、医師による診断書が不可欠です。

・人身事故の証明: 病院で診察を受け、医師に診断書を作成してもらい、警察に提出することで「人身事故」として扱われます。これがなければ、警察は物損事故として処理し、保険会社は事故による怪我だと認めず、治療費の支払いを拒否する可能性があります。

・因果関係の証明: 事故から時間が経って病院に行くと、「その痛みは本当に交通事故によるものなのか?」という因果関係が疑われやすくなります。適切な補償を受けるためには、事故後できるだけ早く医療機関を受診し、医師に症状を診てもらい、事故との因果関係を明確にすることが非常に重要です。


 

理由3:症状の「悪化」を防ぎ、早期回復につなげるため

 

早期の診断と治療開始は、症状の悪化を防ぎ、スムーズな回復へとつながります。

・早期治療の重要性: 軽度な症状であっても、放置すると炎症が広がり、慢性的な痛みに移行したり、しびれなどの神経症状が悪化したりする可能性があります。早期に適切な治療を開始することで、症状の進行を食い止め、回復を早めることができます。

・後遺症のリスク軽減: 適切な治療を受けずに放置してしまうと、後遺症が残ってしまうリスクが高まります。特に首や腰の怪我は、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性もあります。

・治療計画の立案: 医師が初期段階で正確な診断を下すことで、患者さん一人ひとりに合った適切な治療計画を立てることができます。これにより、無駄なく効率的な治療を受けることが可能になります。


 

理由4:精神的な「不安」を解消するため

 

交通事故は、身体的なダメージだけでなく、精神的なストレスも大きいものです。

・専門家のサポート: 医師や接骨院の先生に体の状態を診てもらい、今後の見通しや治療方針について説明を受けることで、漠然とした不安が解消され、安心して治療に専念できます。

・示談交渉への影響: 体の不調が続き、将来への不安が大きいと、相手方や保険会社との示談交渉にも悪影響が出る可能性があります。早期に治療を開始し、体の状態を把握することで、落ち着いて交渉に臨むことができます。


 

まとめ:体に異変を感じたら、迷わず病院へ!

 

交通事故に遭ってしまったら、痛みがあるなしに関わらず、必ずすぐに整形外科などの医療機関を受診してください。

「たかが痛み」と軽視せず、ご自身の体と、未来の生活を守るために、適切な初期対応を心がけましょう。そして、診断を受け、医師の指示のもと、必要に応じて当院のような接骨院での専門的な施術もご検討ください。早期の対応が、早期回復への第一歩となります。

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