浅い呼吸と身体の不調の深い関係

皆さんは、普段ご自身の呼吸を意識したことはありますか?私たちは無意識のうちに呼吸をしていますが、実はこの呼吸と身体の筋肉の緊張には非常に深い関係があることをご存知でしょうか。

ストレスを感じると呼吸が浅くなったり、肩が凝りやすくなったりといった経験はありませんか?これは、呼吸と筋肉が密接に連携している証拠です。

浅い呼吸が引き起こす身体の不調

 

では、なぜ呼吸が浅くなると身体に不調が出るのでしょうか?そのメカニズムをいくつかご紹介します。

  1. 酸素不足と二酸化炭素の滞留: 深い呼吸は、たくさんの酸素を体内に取り込み、不要な二酸化炭素を効率よく排出する役割があります。しかし、呼吸が浅くなると、十分な酸素を取り込めず、体内の細胞が酸欠状態になりやすくなります。また、二酸化炭素が体内に滞留することで、血液のpHバランスが崩れ、だるさや疲労感、集中力の低下などを引き起こすことがあります。
  2. 自律神経の乱れ: 呼吸は、意識的にコントロールできる唯一の自律神経系(交感神経と副交感神経)を調整する機能です。浅く速い呼吸は、身体を興奮状態に導く交感神経を優位にさせます。常に交感神経が優位な状態が続くと、心拍数の増加、血圧の上昇、消化器系の働きの低下、不眠といった様々な自律神経失調症状につながることがあります。
  3. 筋肉の過緊張と血行不良: 浅い呼吸では、本来呼吸に使われるべき横隔膜があまり働かず、首や肩、胸の筋肉(呼吸補助筋)を過剰に使うようになります。これにより、これらの筋肉が常に緊張した状態になり、肩こりや首の痛み、頭痛の原因となります。また、筋肉の緊張は血管を圧迫し、血行不良を引き起こすため、栄養や酸素が細胞に届きにくくなり、老廃物が蓄積しやすくなります。これが、冷えやむくみ、さらなるだるさにつながります。
  4. 姿勢の悪化: 浅い呼吸は、胸郭の動きを制限し、猫背や巻き肩といった悪い姿勢につながりやすくなります。姿勢が悪くなると、首や肩、腰への負担が増え、さらに筋肉の緊張や痛みを悪化させる悪循環に陥ることがあります。

このように、たかが呼吸、されど呼吸。浅い呼吸は、私たちの想像以上に心身に様々な影響を及ぼし、不調の原因となっている可能性があるのです。

 

当院のアプローチ

 

よこした接骨院では、この呼吸と筋肉のつながりを重視し、患者様の不調を根本から改善するためのアプローチを行っています。

・手技療法: 経験豊富な施術者が、お客様一人ひとりの身体の状態を丁寧に触診し、硬くなった筋肉や関節の歪みを特定します。そして、深部にある筋肉の緊張を和らげ、身体のバランスを整えるための最適な手技を提供します。これにより、呼吸がしやすくなる身体の土台を築きます。

・ストレッチ: ご自宅でも取り組めるような、呼吸を深めるための効果的なストレッチをご指導します。特に、呼吸に関わる胸郭周りの筋肉や、姿勢を保つために重要な体幹の筋肉を柔らかくすることで、より深い呼吸が可能になります。

・運動療法: 呼吸筋を強化し、正しい呼吸パターンを身につけるための運動療法も取り入れています。身体を動かすことで、血行が促進され、全身の筋肉が効率よく使えるようになります。これにより、日常生活での身体の負担を軽減し、不調の再発を防ぎます。

これらのアプローチを組み合わせることで、呼吸を深くし、身体全体のバランスを整え、皆さんの本来持つ自然治癒力を最大限に引き出すことを目指しています。

もし、最近疲れやすい、肩こりや腰痛が慢性化している、なんとなく身体が重いと感じている方は、ぜひ一度、よこした接骨院にご相談ください。呼吸から身体を整え、健康で快適な毎日を取り戻しましょう!

 

当院は、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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