2025.07.17

バドミントン選手のパフォーマンスアップとケガ予防

バドミントンは、瞬発力、持久力、そして繊細なラケットワークが融合した魅力的なスポーツです。軽快なフットワークでコートを駆け回り、シャトルを打ち合う爽快感は格別ですよね。しかし、その動きの速さや全身を使う特性から、選手たちは様々なケガのリスクに直面しています。

よこした接骨院では、バドミントン選手の皆さんが最高のパフォーマンスを発揮し、長く競技を続けられるよう、以下の点に重点を置いてサポートしています。

バドミントンでは、以下のようなケガが多く見られます。

・肩・肘の痛み（使いすぎ症候群）: スマッシュやクリアなどの繰り返し動作で、腱板炎、テニス肘（上腕骨外側上顆炎）、野球肘（上腕骨内側上顆炎）などが起こりやすいです。特に肩の痛みは、適切なフォームや身体の使い方に問題があるケースも少なくありません。

・膝の痛み: ジャンプからの着地、急な方向転換、低い姿勢でのレシーブなどで、ジャンパー膝（膝蓋腱炎）、オスグッド・シュラッター病（成長期に多い）、半月板損傷などが起こることがあります。

・足首の捻挫: 前後左右への素早いフットワークや着地時にバランスを崩すことで、頻繁に発生します。一度捻挫をすると癖になりやすく、注意が必要です。

・アキレス腱炎・足底筋膜炎: 激しいフットワークによる足への負担で、かかとや足裏に痛みが生じることがあります。

・腰痛: 反りながらのスマッシュや、前傾姿勢でのレシーブなど、体幹をひねる動作や不自然な姿勢が続くことで負担がかかりやすいです。

これらのケガの多くは、身体の使い方の偏り、筋力不足、柔軟性の低下、そして適切なケア不足が原因で起こることがあります。

よこした接骨院では、単にケガの治療だけでなく、再発予防とパフォーマンス向上を見据えたアプローチを行っています。

まずは、選手の皆さんの身体の状態を詳しく評価し、痛みや不調の原因がどこにあるのかを特定します。関節の可動域、筋力バランス、姿勢、動作の癖などを細かくチェックし、バドミントン特有の動きの中でどこに負担がかかっているのかを分析します。

症状や原因に応じて、手技療法、電気療法などを組み合わせたオーダーメイドの施術を行います。さらに、**痛みの改善だけでなく、競技復帰に向けて必要な身体の機能を回復させるための運動療法を積極的に取り入れています。**例えば、肩の痛みであれば、原因となる肩甲骨の動きや体幹の安定性を高める運動を行います。

ケガの治療・回復だけでなく、バドミントンのパフォーマンスを最大限に引き出すためのトレーニング指導も行っています。具体的には、以下の点に重点を置いています。

・体幹強化: 全身の動きの土台となる体幹を鍛え、スマッシュのパワーアップや安定したレシーブにつながる身体を作ります。

・アジリティ・フットワーク改善: コート全体を素早く効率的に移動するためのフットワーク練習や、方向転換の俊敏性を高めるトレーニングを行います。

・肩・肘周りの安定性向上: シャトルを正確に、力強く打つために必要な肩や肘周辺のインナーマッスル強化や、連動性の高い身体の使い方を指導します。

・柔軟性と可動域の改善: ケガのリスクを減らし、よりダイナミックな動きでプレーできるよう、股関節や肩甲骨周りの柔軟性を高めます。

これらのトレーニングは、選手のレベルやポジション、目標に合わせて個別にメニューを作成し、効果的な指導を行います。

試合中や練習中のケガ予防、またケガ後の再発防止のために、効果的なテーピングやサポーターの使用方法についても指導いたします。

日々の練習や試合で身体は疲労を蓄積します。その疲労を適切にケアすることが、パフォーマンスの維持・向上、そしてケガ予防には不可欠です。

・十分な休息と睡眠: 疲労回復の基本です。

・バランスの取れた食事: 身体を作る栄養素をしっかりと摂りましょう。

・入浴やストレッチ: 練習後のクールダウンや入浴中に身体を温め、丁寧にストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、疲労回復を促します。

・セルフマッサージ: フォームローラーやテニスボールなどを活用し、自分で筋肉をほぐすことも効果的です。

バドミントンは全身運動であり、その分、様々な部位に負担がかかります。痛みや違和感を抱えながらプレーを続けると、小さなケガが大きなケガにつながってしまうことも少なくありません。

「これくらいの痛みなら大丈夫だろう」と我慢せずに、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。よこした接骨院は、バドミントンを愛する全ての選手が、ケガなく最高のパフォーマンスを発揮し、安心して長くプレーできる身体づくりを全力でサポートいたします。

ご来院をお待ちしております！