手首が痛い!腱鞘炎ってどんな症状?
「腱鞘炎」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどんな状態なのかご存じでしょうか?
私たちの体には、筋肉と骨をつなぐ「腱」というスジがあります。この腱がスムーズに動くように、トンネルのように覆っているのが「腱鞘(けんしょう)」です。
腱鞘炎は、この腱と腱鞘の間で摩擦が起き、炎症が生じることで発生します。特に、指や手首をよく使う方に多く見られます。
主な症状としては、
・指や手首の付け根の痛みや腫れ
・指や手首を動かした時の引っかかり感(「ばね指」と呼ばれることもあります)
・動かしにくさやこわばり
・ひどくなるとしびれを感じることもあります。

なぜ腱鞘炎になるの?原因は?
腱鞘炎の最大の原因は、使い過ぎによる負担です。
・パソコンやスマートフォンの長時間使用:タイピングやマウス操作、片手でのスマホ操作は、手首や指に大きな負担をかけます。
・育児中の抱っこや授乳:赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したりする際、無意識のうちに手首や指に力が入りすぎてしまうことがあります。
・家事や仕事での繰り返し作業:料理や掃除、工場での作業など、同じ動作を繰り返すことで腱鞘に負担がかかります。
・スポーツ:ゴルフやテニスなど、手首や指を使うスポーツでも腱鞘炎になることがあります。
また、妊娠・出産後のホルモンバランスの変化や更年期の女性も、腱鞘炎になりやすい傾向があります。
もしかして腱鞘炎?ご自宅でできるケア
「あれ?これって腱鞘炎かな?」と感じたら、まずはご自宅でできるケアを試してみましょう。
- 患部を休ませる(安静にする) 一番大切なのは、痛みを感じる動作を控えることです。無理に動かすと炎症が悪化してしまいます。
- アイシング(冷やす) 痛みが強い時や、腫れがある時は、ビニール袋に氷と少量の水を入れたものや、保冷剤などをタオルで包んで患部を15分程度冷やしましょう。炎症を抑える効果が期待できます。
- サポーターやテーピングの活用 手首や指を固定することで、動きを制限し、腱鞘への負担を軽減できます。薬局などで市販されているものを試してみるのも良いでしょう。
- ストレッチ 痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で手首や指のストレッチを行いましょう。血行促進や柔軟性維持に役立ちます。
- 手首のストレッチ: 片方の腕をまっすぐ前に伸ばし、手のひらを下に向けて指先を反対の手でつかみ、ゆっくりと手前に引きます。手首の内側が伸びているのを感じましょう。
- 指のストレッチ: 指を一本ずつゆっくりと反らせたり、閉じたり開いたりする運動も効果的です。
腱鞘炎でお悩みならよこした接骨院へ!
ご自宅でのケアも大切ですが、痛みがなかなか引かない、日常生活に支障が出ているという場合は、ぜひ当院にご相談ください。
当院では、腱鞘炎でお悩みの方のために、一人ひとりの症状や状態に合わせた最適な施術をご提供しています。
・丁寧なカウンセリングと検査:まずはお話をじっくり伺い、痛みの原因や部位を特定します。
・手技療法:硬くなった筋肉や腱を優しくほぐし、血行を促進します。
・電気療法:炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
・テーピングや固定:症状に応じて、適切な方法で患部を保護し、安静を促します。
・生活指導・運動指導:腱鞘炎を繰り返さないための姿勢や動作のアドバイス、ご自宅でできる効果的なストレッチなどもお伝えします。
「もうこの痛みから解放されたい!」 「趣味や仕事を諦めたくない!」
そんな方は、ぜひ一度当院までお越しください。 私たちと一緒に、痛みなく快適な日常生活を取り戻しましょう!
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