突然の激痛!ぎっくり腰になってしまったら…
「ギクッ!」と突然の激痛が走り、身動きが取れなくなるぎっくり腰。経験された方なら、あの辛さがどれほどのものかよくご存知かと思います。ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、日常生活のふとした動作で起こりやすい症状です。
今回は、ぎっくり腰になってしまった時の対処法と、予防のためにできることを接骨院の視点からお伝えします。

ぎっくり腰、なぜ起こる?
ぎっくり腰の原因は様々ですが、主に以下のようなものが考えられます。
・筋肉の疲労や損傷: 長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足などにより、腰周りの筋肉が疲労し、柔軟性が低下していると起こりやすくなります。
・急な負荷: 重いものを持ち上げる、無理な体勢でひねる、くしゃみをするなど、急激に腰に負担がかかることで発症することがあります。
・姿勢の悪さ: 猫背や反り腰など、普段からの姿勢の悪さが腰への負担を蓄積させ、ぎっくり腰を誘発する原因となることも。
・体の冷え: 寒さで筋肉が収縮し、血行が悪くなることでぎっくり腰のリスクが高まることがあります。
ぎっくり腰になってしまったら、どうすればいい?
1. まずは安静に!
痛みが強い場合は、無理に動かず、楽な姿勢で横になりましょう。仰向けで膝を立てたり、横向きで膝を抱え込んだりすると、腰への負担が軽減されます。
2. 冷やす?温める?
発症直後の急性期(24~48時間程度)は、炎症を抑えるためにアイシング(冷やすこと)が効果的です。ビニール袋に氷と少量の水を入れ、タオルで包んで患部を15~20分程度冷やしましょう。長時間冷やしすぎないように注意してください。
痛みが落ち着いてきたら、血行促進のために温めることも有効ですが、判断に迷う場合は専門家にご相談ください。
3. 無理に動かさない…でも、無理のない範囲で少しずつ動かしましょう
痛いからといって、無理にストレッチをしたり、マッサージをしたりするのは逆効果になる場合があります。特に発症直後は、患部への刺激は最小限に留めましょう。
しかし、ずっと同じ体勢でいるのも血行を悪くし、回復を遅らせる可能性があります。痛みが少し落ち着いてきたら、無理のない範囲で、ゆっくりと体を動かすことを意識してください。例えば、寝返りを打つ、ベッドから起き上がって少し歩く、といったことです。完全に動かない状態を続けるよりも、少しずつでも動くことで血行が促進され、回復を早める効果が期待できます。
「無理のない範囲」とは、痛みを感じない、またはほんのわずかな痛みで済む動きのことを指します。もし痛みが増すようであれば、すぐに中止し、再び安静にしてください。
4. 早めに専門家へ相談を
痛みがなかなか引かない、足にしびれがあるなどの場合は、迷わず接骨院にご相談ください。自己判断で対処すると、症状が悪化したり、回復が遅れたりする可能性があります。
接骨院でのぎっくり腰治療
当院では、ぎっくり腰の症状に合わせて以下のような治療を行います。
・問診・検査: 痛みの程度や原因を詳しくお伺いし、徒手検査で状態を把握します。
・手技療法: 痛みを軽減し、筋肉の緊張を和らげるために、国家資格を持つ柔道整復師が手を使って丁寧に施術します。
・電気療法: 炎症を抑えたり、痛みを緩和したりする効果のある電気治療を行います。
・姿勢指導・生活指導: ぎっくり腰の再発を防ぐために、日常生活での正しい姿勢や動作、運動方法などをアドバイスします。
ぎっくり腰を予防するために
辛いぎっくり腰を繰り返さないためには、日頃からの予防が大切です。
・適度な運動: ウォーキングや軽いストレッチなど、腰周りの筋肉を強化し、柔軟性を保つ運動を習慣にしましょう。
・正しい姿勢: デスクワーク中や立ち仕事の際も、意識して正しい姿勢を保つように心がけましょう。
・冷え対策: 夏場でもエアコンで体を冷やしすぎないよう、羽織ものなどで調整しましょう。
・入浴: シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かって体を温めることも大切です。
・疲労をためない: 十分な睡眠をとり、ストレスを溜めないようにしましょう。
・重い物の持ち方: 重い物を持ち上げる際は、腰だけでなく膝を使って持ち上げるなど、正しいフォームを意識しましょう。
ぎっくり腰は、誰にでも起こりうる症状ですが、適切な対処と日頃からのケアで予防することができます。もし、ぎっくり腰になってしまったら、一人で悩まずに、ぜひ当院にご相談ください。皆様の健康をサポートできるよう、全力で対応させていただきます。
尼崎市でぎっくり腰にお悩みの方はよこした接骨院におまかせを!!
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